お墓に入る

一体なにをしていたときだったか……お墓の中に入ったことがあります。
いや、別段とっぴな話でもなんでもなくて、うしろめたいことをしていたわけでもない。葬儀の日ではなかった気がするし、お気に入りのトレーナーにスニーカーを履いていたと思います。
何しにお墓の中などに――といっても、石で囲まれた「納骨室」と呼ばれる空間だったのですが、と書いたところで思い出しました。
お墓参りか何かの日に、骨壷の掃除か何かをしたんです。

……というのは、重要な話では、実はなくて。
納骨室の、そのひんやりした湿度と雰囲気。厳粛にならざるを得ない、並んだ骨壷……重要なのは、いつもそういったものなのです。

葬儀の後に行く納骨堂というところも、そういう雰囲気に満たされています。納骨堂の風景の方は、比較的あたらしい記憶としてあります。最近亡くなった親類が、お墓を作らずに納骨堂に眠ることになったからです。
お参りに行くときは、わたしは納骨堂へ行くのです。

葬祭場で葬祭業者による葬儀を終えたあと、建てたお墓に骨を納めてもらう、というのが従来のスタイルでしたが、葬祭業者がさまざまな葬儀をオススメしているように、御骨を納める方法もいくつかあるようです。
たとえば、葬祭場から納骨堂へ行き、そのままそこで立ち止まるかのように眠る、というのもそのひとつ。
これらの納骨・埋葬は、〈永代供養〉と呼ばれています。

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